いつの間にか、機内の照明が落とされ、睡眠の時がきたようだ。灯りをつけて、持参した「土地」第5巻(朴景利、講談社刊)を読む。日本統治下の韓国の人々、崔ソヒと彼女と交わる人々の生活(李朝末期から日本敗戦の年まで)が描かれている。原著は全5部16巻、400字詰め原稿で2万枚に及ぶ大作とされ、日本版は4分の1に程度に縮められた青少年版の翻訳である。
ご存知の方も多いと思うが、「土地」は、韓ドラ「名家の娘 ソヒ」の原作である。このドラマを見て、原作本を読んでみようと思った。第1巻から読み進み、第5巻目に至ったところで、旅行に出かけることになった。機中の長い時間に最後の第6巻まで読み終えたいと考え、2冊を持って出かけた。
なお、ドラマは、http://www.bs4.jp/drama/land/ で紹介されている。
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