1.ミューズの間
トンマーゾ・コンガ作「ムーサたちの天井画」(フレスコ画)
ムーサmusa古代ギリシャで文芸を司る女神、英語muse。ムーサたちを主宰するのはアポロン。
ムーサたちの天井画 |
ここで見て印象に残った赤大理石の巨大な水盤、彫像が取り囲んでいた。
赤大理石の水盤 |
円形の天井 |
ここには、赤大理石で創られた二つの棺が展示されていた。コンスタンティヌス帝(一世、272‐337年)の母と娘の棺だそうだ。
コンスタンティヌス帝の母ヘレナの棺 赤大理石 |
庭の周り、八角形に設けられた各ガビネット(キャビネット)に彫像が展示されていた。「ラオコーン」や「眠れるアリアドネ」など良く知られた彫像に気づかなかったのは残念だった。
八角形の庭 |
前4世紀のギリシャの彫刻家プラクシテレス(紀元前395‐330)作「クニドスのアフロディテ」の紀元2世紀ローマ時代の複製だそうだ。
ウェヌス・フェリクス |
(2)ベルヴェデーレのアポロ L'Apoiio del Belvedere
前4世紀ギリシャ彫刻の紀元2世紀ローマ時代の複製だそうだ。
ベルヴェデーレのアポロン |
ヘレニズム彫刻のハドリアヌス帝(第14代ローマ皇帝、76-138年)時代の複製。
チグリス川 |
ある人のブログによれば、発見されたときには、右腕と左手が欠けていたそうだ。また、別の人のブログでは、日本人のガイドに教えてもらった話として、右手に持つ壺の中を除くとライオンの口が彫られているという。
(4)アポクシュオメノス Apoxyomenos
前4世紀ギリシャのブロンズ彫刻の紀元1世紀ローマ時代の複製だそうだ。アスリートが体についた汗や油をかきとる姿を現しているという。
アポクシュオメノス |
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