2016年7月25日月曜日

独仏伊一人旅(2) 5月26日(木)夕刻

羽田空港を11時30分過ぎに離陸したANA機はほぼ予定時刻にフランクフルト空港に着陸した。機内から第2ターミナルビルに入り、長い通路を通って荷物受け取り場に至った。しばらくして荷物ができた。入国チェックは、何泊するかのほか、ドイツ以外にどこ行くかと聞かれた。フランス、イタリアと答えると、幸運を祈るというような言葉があったように思う。

出口をでると、息子が声をかけてくれた。彼は、昨年秋から勤務先の研修生として在ドイツの関係会社へ来ていた。駐車場までまた長い通路を歩いて辿り着いた。

空港からフランクフルト中央駅前のホテル・シュタイゲンベルガーメトロポリタンまでさほど時間はかからなかった。チェックインしてから、彼の案内で街中へ出かけた。
フランクフルト駅正面
駅前からトラムに乗り中心部へ向かった。3つ目のヴィリー・ブラント広場で降りて、レーマー広場へ歩いた。古い時代を感じさせる建物に囲まれた中央のオベリスクの周りでは、様々な人々が休んでいた。
ㇾ―マー広場
マイン川に出て、鉄の橋Eiserner Stegを渡り、左岸を少し歩いた。そしてアルテ橋Alte Brückeを渡り、元の中央駅側に戻った。
マイン川にかかる鉄の橋Eiserner Stegから 東方向に欧州中央銀行新本店
やや涼しく感じられるなか、画廊が並ぶ通りを過ぎ、大聖堂Kaiserdom St. Bartholomäus
に至った。内部は外観から想像できなかったほど高い天井で、落ち着いた雰囲気であった。
大聖堂の内陣
さらに歩いて、モダン・アート美術館を通り過ぎ、ゲーテハウスに向かった。入り口に着いたが、すでに開館時間が過ぎていた。隣接の空き地から、建物の倒壊を防ぐため補強されている様子が見られた。

ヴィリー・ブラント広場で中央駅に向かって行くと、欧州中央銀行ECBのシンボルマークに出会った。広場の南側は、オペラ座であった。
欧州中央銀行ECBのシンボルマーク 後方は旧本店があったユーロタワー
駅構内のレストランで軽い夕食をとってから、ホテルに戻り、彼から旅行中の注意やアドバイスを受けた。4月末に一時帰国した折に会っていたが、しっかり地に足をつけて歩んでいる様子がうかがえ、安心した。翌日、DBハイデルブルグ駅で再会する手はずを確認してから、自宅へ戻る彼を見送った。

【余談】 荷物から傘を取り出さずに彼に預けたため、翌日はにわか雨に見舞われたとき、止むまで待つなど時間をロスすることになった。

シャワーを浴び、翌日の行程を確認してから、休んだ。

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