2016年10月20日木曜日

独仏伊一人旅(14) 5月29日(日)午前 マウルブロン修道院を訪ねる

マウルブロン修道院Kloster Maulbronnに着いたのは、11時を回っていた。そのため、30分ほどの慌ただしい観光になった。

車を路上の空いたところに停め、修道院へ向かった。坂道を下ったところに門があり、それをくぐって中へ入った。
修道院への入り口
案内板には、中央に修道院があり、タウンホールや市庁舎、警察署、学校などがあると記されていた。
入り口の案内板
修道院は12世紀初めにカソリックのシトー会の修道院として建立されたが、その後宗教改革の波を受けて改修され、プロテスタントの神学校に転換したそうだ。
修道院
入場料を支払って見学するだけの時間がなかったので、北の回廊部分だけを駆け足で拝観した。

"Pradies"と名付けられたアーケードから奥の2つの教会へ通じる木の扉には、不思議な模様が描かれていた。
Paradies 奥の教会へ通じる
アーケードから北の回廊につながっていた。
Paradies 球形天井
"Cellarium"地下室へ通じる扉はいかにも年代を感じさせた。
Cellarium 地下室への扉
回廊への入り口を入ったところで、地下室が見られた。そこはかって飲食物の倉庫として使われていたようだが、現在は博物館のように石製の遺物が展示されているように見えた。

Cellarium地下室
地下室の反対側(東方向)は、Laienrefektoriumレイ食堂と言われる大きな部屋であった。
Laienrefektorium レイ食堂
外へ出て、東から南へ回ると建物跡らしいレンガを積み上げた壁が残っていた。
屋外の建物跡
マウルブロンの街並み
マウルブロンの街並 ホテルや土産物店
【余談】 マウルブロンに関するホームページがあった。ドイツ語と英語で読めるが、良く分からないところがあったが、参考になった。興味のある方はご覧になることをお勧めする。

かけ足で見て回ったようなとても短い観光だった。車に戻り、シュシュットガルト駅へ急いだ。


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