2016年11月14日月曜日

独仏伊一人旅(17) 5月30日(月)午後、雨の降る中、凱旋門を目指し、シャンゼリゼ大通りを歩く

ルーブル美術館からリヴォリ通りに出て、通りを横ぎり向かい側へ渡った。クレープ屋でチョコレートを挟んだクレープを食べコーヒーを飲み一服してから、エリーゼ宮からシャンゼリゼ大通りへ、凱旋門を目指し歩き始めた。

コンコルド広場が左手に見えてきた。晴れた日には、右手にエッフェル塔が見えるところらしいが、かすかに見えただけだった。

【余談】 中央の塔は、ルクソールの塔といわれるもので、エジプト・ルクソール神殿前に建てられていたペアの塔の1つが、1931年、ルイ・フリップ王の時にパリへ運ばれてきて、1836年に建てられたという。
コンコルド広場 中央は、ルクソールの塔。
コンコルド広場を通り過ぎたところから、通りの名前がガブリエル通りAv.gaburielに変わった。通りの両側ともに樹々は新緑の葉を茂らせ、人の姿はほとんど見られなかった。暫くして左手にピエール・カルダン劇場が見えた。

エリーゼ宮通りへ来たところ、バリケードで通行止めとなっていた。そこで、ガブリエル通りを進み、ドゥ・マリニー通りを右へ曲がり、エリーゼ宮の外壁に沿って歩いていると、礼装の男(儀仗兵?)を乗せたバスが通用口らしいところから入っていった。
エリーゼ宮の通用口と警備員の詰め所
先へ進んで、フォーブール・サン トレノ通りとの交差点に至った。

マリニー通りとフォーブール・サン トレノ通りとの交差点(右側・エリーゼ宮)
そこを右に曲がってほんの少し歩いたところに入り口らしい門があり、2人の警官が警備していた。
フォーブール・サン トレノ通りに面したエリーゼ宮
入り口近くの警備車? (左の車両ではない)
エリーゼ宮通りを封鎖して、ここでは一人の警官が警備していた。
エリーゼ宮通り
フォーブール・サン トレノ通りに引き返し、シャンゼリゼ大通りへ向かった。雨の中、歩いていると、著名なブランドの店舗があった。その中の一つ、カバンで良く知られた店に入ってみた。入り口には、警備員のような男が立っていたが、遮られることはなかった。1階を見て回ったが、どのコーナーでも女性客が店員と向かい合って品定めをしているようだった。

外へ出て、また雨が降るなかを進んだ。刈り込まれた街路樹脇に凱旋門が見えた。
凱旋門が間近に
【余談】 凱旋門は、正しくはエトワール凱旋門というのだそうだ。この辺りがかって星の広場(エトワール広場)と言われていたことから来た呼び名である。1806年ナポレオン・ボナパルトの命で建設が始まり、1836年ルイ・フィリップの時代に完成し、ナポレオンは死後1840年パリに改葬されたときにくぐったという歴史がある。
凱旋門全景
 凱旋門の地下には、第1次世界大戦の無名戦士の墓がある。横断歩道を東側に横切り、凱旋門への地下道に入り進むと地上に出た。南側(向かって左側)の柱のたもとには、花輪が捧げられ、灯がともされていた。
第1次世界大戦の無名戦士を弔う灯
上に登れたらしいが雨で曇っていることや先にいうところがあるので、再び地下道を通ってシャンゼリゼ大通りへ戻り、メトロの駅Chaies de Gaulle Etoileheを探した。メトロのマークが見つかり、8号線に乗ってAnvers駅へ向かった。

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