西ローマ時代、副帝であったコンスタンティヌスが312年正帝マクセンティウスに勝って(ミルウィウス橋の戦い、312年10月28日)、唯一の皇帝になったことを記念して315年に建てられたそうだ。姿かたちともに美しく立派だ。
コンスタンティヌㇲの凱旋門 |
ラテン語Colosseum 建設時の名称 フラウイウス円形闘技場 Amphitheatrum Flamium
ウェスパシアス治世の70年に工事が始まり、ティトゥス帝の80年に完成した。長径188m、短径156mの楕円形、高さ48m、収容人員は約5万人とか。入場するアーチは80門、このうち南1から東、北、西、南76と各アーチに番号がふられていて、入場券(テッセラ)にその番号が記されていたと考えられているそうだ。
ところで、客席は、前列が元老院階級席、中列(2層)が騎士階級席、その後ろ(3層)が裕福なローマ市民席、最上列(4層)が一般市民と女性席に分けられていた。
コロッセオ(2) 回廊
ところで、客席は、前列が元老院階級席、中列(2層)が騎士階級席、その後ろ(3層)が裕福なローマ市民席、最上列(4層)が一般市民と女性席に分けられていた。
コロッセオ(2) 回廊
回廊に並ぶ人々 |
地下には色々な設備が設置されていたようだ。通路の両側に小さな部屋があるように見える。
地上部の正面奥に1階の床が架設されていて、地下と対比できるほか、4層の観覧席が設置されていた様子がわかる。最上部の□窓は、日除けの天幕を張るために設けられたものだそうだ。
西から東方向をみた説明を追加 |
南方向から北方向をみたコロッセオ |
北西側 |
中央部 |
北東側 |
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