2015年1月1日木曜日

2014アメリカ一人旅 【帰国途中、シカゴでTransit 2/3】 ミシガン湖畔のネイビーピアに行く

CTAブルーライン
オヘア空港の到着ターミナルからCTA地下鉄の駅を目指し長い通路や動く歩道を歩いた。ようやくショップやカフェのあるところに辿り着いたが、地下鉄へ降りていく通路が見つからず、あちこち行ったり来たりしていると、エレベーターの入り口が見つかった。地下3階?
に降り、大きな地下道を歩き始め、しばらく歩いて地下鉄の改札口に至った。Ventraというチケットを購入し改札口を通ることができた。

 車両は新しかった。乗客は非常に少なかった。ダウンタウンに向かって走りだしてまもなく地上に出た。雨模様のどんよりした空の下、外の風景は寂しく見えた。目指す駅まで16駅あり、どの駅でも乗り降りする人はわずかだった。


Chicago 'L'
40分くらい走ったところで、ワシントン駅に着いた。地上に出て、結構賑やかな通りDearborn St.を北へ向かって歩き始めたところで、高架鉄道に出合った。

【余談】 CTAの高架鉄道は、Chicago 'L'と呼ばれている。全部で8路線あり、空港で乗車したブルーラインはその一つ、都心部のみ地下を走っている。

 昼食を摂りたかったが、最初の目的地ネイビーピアまでどれくらいかかるかわからなかったので、先を急ぐことにした。高架鉄道の下を通過し、先へ進んだ。
跳ね上げ式の橋 Clark St. Bridge

 シカゴ川に架かるDearborn St. Bridgeを渡っているとき、左手を見ると、跳ね上げ式の可動橋が目にとまった。

【余談】 シカゴ川に架かる古い橋は、殆が跳ね上げ式可動橋だそうだ。隅田川に架かる勝鬨橋のモデルは、シカゴ川の跳ね上げ式可動橋という。ミシガン湖と往来する船が通る都度、跳ね上げるのだろう。僕が渡った橋も跳ね上げ式だったが、渡った時はわからなった。
 どうして一つの橋だけが跳ね上がっていたのだろうかと思ったが、通過するごとに跳ね上げると考えると頷けた。ミシガン湖は、この橋の方向と正反対の方向だ。


ミシガン湖を望む 左がネイビーピア
 橋を渡り切り、少し歩いたところで、ミシガン湖の方向へと右に折れて進んだ。そこから目的地ネイビーピアまで、CTA Downtown Transit Sightseeing Guideを頼りに前へ進んだり曲がったり、階段を登ったり下ったりひたすら歩いて、ミシガン湖畔のNavy Pierに辿り着いた。

【余談】 ネイビーピアは、1916年に建設されたというから、間もなく100年を迎える。複合目的の公共施設として計画され、ミシガン湖の輸送船の貨物船のための倉庫があったそうだ。第2次大戦中に海軍の飛行機訓練施設として利用されたことから、Navy Pierを名称に変えられたという。現状は観光地で、エンタテイメント地区と展示場地区が大半を占めているらしい。 

シカゴの大型消防車
しばらくミシガン湖を眺めてから、ダウンタウンに戻ることにした。Illinois St.を西へ歩きはじめたところへ、けたたましいサイレンの音とともに、大型消防車2台が進んできた。スクールバスが横に寄り、道を開けたようだ。

 後ろを振り向いたが、煙や火の手は見えなかった。通りを進むと、さらにもう1台、大型消防車が走ってきてすれ違った。結構大きな火事が発生したに違いないと思った。

 Columbus St.と立体交差するところまで来て左へ曲がり、ダウンタウンへ向かった。NBCビルの前を通り過ぎると、シカゴ川に至った。


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