ホテルアレグラをチェックアウトして、フリードリッヒ駅へ向かいました。シュプリー川を渡る階段を上るとプラットホームへ上る階段につながっていました。入ってきた電車に乗り、一駅隣りのベルリン中央駅に着きました。すでに一度きたところです。コーヒーショップでカフェラテとパンを買い、チケット売り場兼待合室に入り食べました。勝手がわからず、ラウンジに入ろうとしたら、2等車の乗客は利用できないと断られました。
発車時刻9:37が近づいてきたので、指定された11番ホームにあがり、列車の到着を待ちました。この列車に乗ろうとする人が少しずつ増えてきました。何号車なのか分からないままに入ってきた列車に乗り込み空いている席に座っていると、後から来た人に間違いを指摘され、チケットを見せると、教えてくれました。2等269号車の66番が私の席だと分かり、そちらへ移動しました。車室に入ると、席は進行方向に向いた窓際でした。スーツケースをシートの下に押し込み、腰掛けました。
Eチケットと日本から持ってきたPoland Tourist Map(Polish Tourist Organisation発行、西新宿、甲州街道沿いのビルを訪ねて入手した)を手元に、5時間半、650kmの旅が始まりました。
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CiV1080 Warzawa行き |
車室は進行方向右側にあり、左側は通路となっていました。2等は3人掛けのベンチが向かい合う形でした。発車した時は5人でしたが、途中から1人増え、6人になりました。夫婦らしき男女、おそらくポーランド人は何か話しているほか、他の4人は無言で、新聞を読んだり、雑誌を読んだり、眠ったりして、過ごしました。
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通路 |
車掌の巡回(検札)は3回ありました。チケットに刻印をしていきました。Frankfurt(oder)駅を出て、オーデル川を渡り国境を通過しましたが、何も変わったことはありませんでした。
【余談】 ご存知のように、ポーランドとドイツはEUの加盟国で、シェンゲン協定(参加国間の国境検の撤廃を規定)に参加しているからです。昨今の難民問題の影響が、難民以外の人の移動に及んでいるのかいないのか知りたいところです。
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Wg.269車両の車室 右奥に座っていました。 |
ベルリン中央駅を9:37に発車した列車は、約1時間後フランクフルトFrankfurt(oder)に着き、10:
45に発車、間もなく国境のオーデル川を渡り、ポーランドに入りました。その後、手元のメモによれば、Swiebodzin11:33発、Poznan12:30発、Konin13:20発、Kutno14:00発、そして、Warszaw15:05過ぎほぼ定刻に到着し、5時間半近くの鉄道の旅が終わりました。
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Wg.269車両の入り口 ワルシャワで降りた時 |
※窓外の風景は次回に紹介します。ただ残念なことに、オーデル川を渡った際の写真が撮れていません。そもそもいつ渡ったのかもわからず、おそらくフランクフルト駅を出て直ぐのことだったのでしょう。