朝早く目覚めたので、散歩がてら近くの森鴎外記念館からフンボルト大学ベルリン医学部付属病院Chariteまで歩いてみることにしました。ホテルを出て、マリーエン通りを真っすぐ西へ歩き、ルイゼン通りを右へ曲がる角の建物に記念館があります。今度は北に向かって歩きました。5〜600mくらいでしょうか、カール広場を通り過ぎると門がありました。扉が開いていましたので、中へ進みました。
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大学病院の案内板 |
最初に目についたのが、小児科教室です。その前の周回道路に思える道を辿って一周しました。
早朝で、出勤する人の姿もほとんど見えませんでした。
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小児科教室 |
新しい様式の建物は、建設中の高層ビルとマックスプランク研究所Max Planck-Institut fur Infektionsbiologieの建物くらいで、これら以外はほとんどレンガ造りでした。戦災に遭ったと思わましたが、古色を帯びた外観からはそうでもないのか、大戦後70年が過ぎているからとか、いろいろ想像しました。
【余談】 ある教室の前を通っていると、数人の男女が壁際で煙草を吸っていました。さすがに、教室内では喫煙できないのだなと思いました。
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精神神経科教室 |
ホテルへ戻るとき別の通りを選んだため、予想以上に時間がかかりましたが、何とかホテルに辿り着き、予定したチェックアウト時刻にも間に合いました。
【余談】 森鴎外は陸軍軍医としてドイツに留学し、2年間(1887~1888年)滞在しました。記念館は、そのうちのベルリン滞在中の最初の下宿先だったところだそうで、現在はフンボルト大学に付属しているということです。下宿先に近い大学病院では、どのような教室で何を研究したのでしょうか。記念館の中を見学しなかったことは、残念でした。
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