2016年9月17日土曜日

独仏伊一人旅(10) 5月28日(土) ニュルンベルグの街歩き

党大会会場から城内に入った。ペグニッツPegnitz川に近い駐車場に車を停め、街並や人々が集い、買い物をしたり、食べたりしているところを眺めながら、レストランを目指して歩いた。
Heubrücke ホイ橋
川べりの歩道を歩き、ケーニッヒ通りに出て美術館橋を中央広場Hauptmarktの方向へ渡った。
Museumsbrücke 美術館橋
渡ってほどなく通りの真ん中に置かれた不思議な彫刻に出会った。Narrenschiffbrunnen 愚か者の船噴水といい、1984-1987年に、あるパトロンが彫刻家Jürgen Weberに作らせたようだ。船の形はしているものの愚か者とは何を指すのか人間か動物か、また、噴水というがそれらしい仕掛けは見られなかった。見る角度によって多様な姿が見えてくる彫刻だった。
Narrenschiffbrunnen 愚か者の船噴水
中央広場に至りました。古風なフラウエン教会Frauenkircheの前にあり、広場には様々な市が開かれているようで、当日は花と野菜の店が出展していた。
フラウエン教会前の中央広場
これらの店を横目で見ながら先へ進み、目的のレストランZum Spießgesellenに辿り着きました。中に入ると広いフロアにお客の姿はほとんど見られなかったが、落ち着いた雰囲気であった。Tucherビールを飲みながら、息子からドイツでの生活の様子や思いを聞いた。
昼食を食べたレストランの外
食べ終わり、レストランの前の通りをお城Kaiserburgに向かって歩きだした。上り坂で、ビールの酔いもあって息が切れそうだったが、城壁の内側、市街が見渡せるところまでのぼった。
カイザーブルグKaiserburg
城壁から見た市街地は、先の大戦で街並みの90%が破壊されたと言われていることが信じられないような風景であった。
Kaiserburgから見た市街
野菜や果物を売る店があり、旬のホワイトアスパラガスが並んでいた。マーケットが住民の生活に溶けこんでいると思った。
中央広場 太いホワイトアスパラガスが旬
中央広場から来た通りを戻り、美術館橋を渡って、少し上り坂になったケーニッヒ通りkonigstr.を進むとローレンツ広場Lorenzer Pl.に至った。広場の東側には、聖ローレンツ教会の塔がそびえていた。
聖ローレンツ教会 Si.Lorenzer Kirche
教会前の広場には、仮設の舞台が設置されていたり、また、様々な店が開いていたり、大勢の人で賑わっていた。そうした広場の一角で、街のミュージシャンが軽快な曲を奏でていた。
ストリート・ミュージシャン
教会には入らず、駐車場に戻り、次の目的地ニュㇽンベルグ裁判の法廷跡を訪ねることにした。

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