2016年12月3日土曜日

独仏伊一人旅(19) 5月31日(火)午前 オルセー美術館に至る経路、建物の由来 

6時起床、前日のメールをチェックしたりしたため、朝食が遅くなった。ホテルのバーが開いていたので、そこで食べた。9時に出発して、オルセー美術館に向かった。本日も雨、傘をさしてひたすら歩いた。ホテル前の通りからオペラ通りに出て、向こう側に渡り、真っすぐに進んでいくと、リヴォリ通りに至り、チュイルリー公園側に渡り、右(西)方向に進み、左側の公園の生け垣が切れたところで、公園に入った。
チュイルリー公園 中央通り コンコルド広場の大観覧車を望む
中央通りを通り越して進むとセーヌ河に至った。石の階段を上ると人だけが通れるレオポルド・セダール・サンゴールLoopold Sedar Senghor橋がかかっていた。
レオポルド・セダール・サンゴール橋から、オルセー美術館を望む
【余談】 レオポルド・セダール・サンゴール(1906.10.9-2001.12.20)は、旧フランス領に生まれ、フランスに留学し、第2次世界大戦には仏軍に従軍したそうだ。後にセネガル初代大統領になった人で、詩人としても良く知られているようだ。

ようやく美術館に辿り着いたが、雨の中長い人の列ができていた。インタ―ネット予約などをしないで来る人も多いわけだ。30分あまり並んで入場できた。

館内案内図(日本、中国、韓国語版)を入手してから階段を下り、0階(地上階)の「彫刻の中央廊下」へ進んだ。
中央廊下
【余談】 初めて分かったことだが、オルセー美術館は、かってフランス国鉄のオルセー駅であった建物が、保存と活用を考慮し1974年から改築が始まり、1986年12月に開館したという歴史を持っている。セーヌ河に沿った長い駅舎の丸い屋根を残し、両サイドに展示室が構築されている(0、2、5階)。入り口の上部に大きな時計が取り付けられているが、駅舎であったことを示している。
東側から見た中央廊下 前景左「世界を支える四つの部分」

0 件のコメント:

コメントを投稿