青の睡蓮
クロード・モネ(1840-1926)が、1983年から住んでいるジヴェルニーの住居に作った、水庭園に植えた睡蓮の連作を描き始めたのは1897年、以来30年かけて仕上げた作品は200点あるという。
青い睡蓮 クロード・モネ 1916-1919年頃 |
自画像
ゴッホの部屋(2階)で、まず目についたのがこの作品で、生涯で数多く残した自画像の一つである。画家は、「身体的精神的変化」を刻み、自分のアイデンティティーを問い続けた。
星月夜 フィンセント・ファン・ゴッホ 1888年 |
子午線La Merideienne、または昼寝Ls Siesteと呼ばれるこの作品を見て、これがゴッホの絵かと思った。これは、ミレーの絵を模写したもので、左右が入れ替わっているそうだ。
子午線La Merideienne、または昼寝Ls Sieste フィンセント・ファン・ゴッホ 1889年 |
アレアレアArearea(愉び、ポリネシア語)
次に紹介するのは、ポール・ゴーギャンPaul Gauguin(1848‐1903)の作品である。ゴーギャンは、1891年4月から1893年6月までタヒチに滞在した(第1次滞在)が、この作品は、その間に制作されている。ある作品解説によると、「この絵に描かれたような光景はどこにも存在しない…。タヒチでのゴーギャンの作品は、実際の島の様子を描いたものではなく、彼が頭の中で創り上げたタヒチのイメージを描いたものなのです。」ということだ。
アレアレア ポール・ゴーギャン 1892年 |
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