2018年8月14日火曜日

中國一人旅その1(8) 6月7日(水)夕刻から夜 高速鉄道で瀋陽へ

エスカレーターでホームに降り、16:10発の和諧号G723の8号車の商務座(ビジネスクラス)に向かった。
8号車の後部入口から入ると通路があり、車室は前後部に区画されていて、商務座は後部で自動扉が開いて中に入ることができた。大連北駅からは相客がいたが、瀋陽駅では僕一人だった。
商務座(ビジネスクラス)
【余談】ここに、水師営会見所の土産物店で購入した乃木将軍「金州城下作」の掛け軸を入れた箱を置き忘れ、残念なことをした。

扉の上部に走行速度が表示されていた。300㎞/hを越えたところが巡航速度のようだ。
走行速度表示
多くの乗客は2等座で、中を覗くと座席は1列に2席、3席が配置されていた。満席のようで、途中からの乗客は通路に立っていた。
2等席
和諧号G723は、瀋陽駅にほぼ定刻に到着した。
瀋陽駅
地下通路を経て地上に進み駅前広場に出た。新築の駅舎はレンガ造りで、古風な印象だった。
瀋陽駅外観
【余談】瀋陽は、満州国時代は奉天、その前清朝時代は盛京とそれぞれ別の名前で呼ばれていた。

瀋陽で予約したホテルは瀋陽北駅に近く、地下鉄で移動した(瀋陽駅で1号線に乗り、青年大街駅でで2号線に乗り換え、瀋陽北駅で降りた)。
地下鉄瀋陽北駅
地上に出ると、瀋陽北駅が聳えていた。上層階はホテルのようだ。広場に記念碑(鳳凰か?)が据えられていた。
瀋陽北駅外観
ホテルは駅から歩いて行けるところだったが、地図を読み違えたため、結局タクシーに乗ってホテルに辿り着いた。チェックインをして部屋に入り、バッグを開いていたときに、高速鉄道の列車のなかに水師営会見所で購入した掛け軸を忘れて来たことに気づいた。残念で、いまでも惜しんでいる。
荷物を整理した後一休みした。目が覚めて夕食を食べ外へ出た。日は落ちて暗かった。
恵工街の夜景
簡単な食事を摂ってからホテルに戻った。シャワーを浴びた後、翌日の予定を確認して休んだ。918歴史博物館、瀋陽故宮、張氏師府などを訪ねる予定で、高徳地図が頼りだ。
ホテル ホリディ・インの入り口

0 件のコメント:

コメントを投稿