アメリカン・インディアン博物館の屋外展示を見ながら、西隣の航空宇宙博物館に向かった。モール側の入り口から入り、上を見上げると様々な飛行機が吊り下げられていて、興味が掻き立てられた。Welcome Centerで館内案内図を入手した。
1階と2階に各16の展示室があるが、思いつくままに、ライト兄弟(209室)、アポロ(210室)、第2次大戦(205室)を見ることにして、エスカレーターで2階に上った。
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1903フライヤー |
209室には、ライト兄弟に関連する様々なものが展示されていた。そのなかの主役は1903フライヤーと呼ばれる「最初の動力付きで、パイロットが搭乗して継続的に飛行し、機体を操縦することに成功した、空気より重い空飛ぶ機械」である。
【余談】 この飛行機は弟のオーヴィルが操縦かんを握っていたそうだ。一体どちらを向いて飛んだのだろうかと考えたが、操縦桿を握る人物の姿勢から判断できた。2本のプロペラは、1台のエンジンの駆動をチェーンで伝え回転させたという。
地面に敷いたレールを滑走路にして4回の飛行が試みられたと記録されている。回を追うごとに、飛行距離が伸びていることがわかる(ウィキペディアによる)。