議事堂の西正面(中央) |
このモールの両側にスミソニアン協会が運営する博物館と美術館が並んでいるはずだが、木立のため隠れて見えなかった。青空のもと、緑の芝生の先にワシントン記念塔が見えるばかりであった。
ホテルを出てから3時間近くが過ぎ、用を足したいと思い回りを見渡してもそれらしいところが見 えなかった。そこで、警官らしい人に、レストルーム!と声をかけると、近くの合衆国ボタニック ガーデンを指さしてくれた。
そこで、メリィランド通りをそちらへ急いだ。受付で、レストルーム!というと、案内図で教えてくれた。ようやく用を足しほっとしたところで、館内を見る余裕ができた。
プリンセス ダイアナ 'Red Baron' |
レストランがなかったため、ランチを食べずに、一端外に出てベンチで小休止してから、屋外庭園を見て歩いた。こちらの結構楽しめた。感心したのは、地面に木の皮を刻んだチップで敷き詰め、雑草が生えていないかったことだ。
【余談】 訪問者用ガイドによれば、庭園の中印は植物の収集で、およそ12000種を保存しているようだ。18世紀、ジョージ ワシントンらも庭園を築く夢を持っていたと書かれている。1850年に開放された。
出会いの物語 |
この博物館では4つのフロアに収蔵物が展示されている。それぞれ工夫が凝らされていたが、印象に残ったことは原住民と移民の関わりの歴史を丁寧に説明しようとしていることである。
そうした出会いの物語のパネルをみると、ニューヨークが1609年、カリフォルニアが1769年、東海岸から西海岸に達するのに160年の時が流れていることがわかる。
素朴な恐らく木綿で織った生地をスクリーンに原住民の生活のヴァイタリティと多様性を描いたフィルム"Who We Are"を映写していた。短編であったが、非常に興味深いものだった。
4階には原住民の主なインディアンの生活を再現し紹介するコーナー"Our Universes"があった。壺や器といった生活用品から衣服、楽器など様々なものが展示され、原住民の信仰や歴史を理解することができるよう工夫されていた。
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