ブランデンブルグ門正面 パリ広場から |
正午に近く、門の西側は何かのイベントのための工事で道路が制限されたため、車が混み合っていました。観光客が多く、ベルリン一と言われる観光スポットであることが実感されました。
建立されたのは1788~1891年、プロイセン王国の凱旋門だそうです。門の上には、勝利の女神ヴィクトリアと4頭立ての馬車が乗せられています。
門は戦災で大きく損傷しましたが、大変な資金を投じて修復されました(2000年12月竣工)。東西に分断されていた時代、壁が西側に張り出すように構築されたため、東側に属していました。
【余談】 門の上の4頭立ての馬車Quadrigaクアドリガは、1806年にプロイセン軍を破りベルリンを占領したナポレオンが戦利品としてパリへ持ち帰ったけれども、1814年にはプロイセン軍にパリが占領され、ベルリンに戻ったという歴史を持っています。
女神が右手にもつ杖には、鉄十字紋章が取り付けられています。この杖の紋章は、東独時代、オリーブの枝で作ったリースに取り換えられていたというまことに政治的な出来事があったようです(鉄十字紋章に戻されたのは、東西統一後の大規模に改修された時だそうです)。
ブランデンブルグ駅 |
ホームは地上とはまるで異なり、人影は非常に少なく驚きました。この駅は、S1、S2、S25の3経路の電車が走っているはずなのにです。
入ってきた電車の行き先を確かめてから乗車し、Nordbahnhof駅へ向かいました。前夜、乗ってきた経路とは逆に進み、3つ目の駅で下車しました。
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