2016年1月6日水曜日

ドイツ・ポーランド一人旅(31) 6月1日(月) 旧市街市場広場から、ワルシャワ・ゲットー蜂起記念碑まで

王宮を出て、キューリー夫人博物館を目指し、旧市街市場広場へ向かった。昼食の時間とあって、どの店も結構流行っていました。中央左手に、人形姫の像が見えましたが、やり過ごし、レストランを求めて先に進みました。
旧市街市場広場の屋外レストラン
 野外レストランではと思いながら進んでいると、キュリ―博物館と思われる建物のまえに辿り着きました。入り口脇に博物館の銘板がありましたが、扉には移転したと書いた紙が貼りつけられていて、残念ながら目的を果たせませんでした。
キューリー夫人博物館の跡 観光客らしい人が貼り紙をみていました。
そこで、昼飯を食べるところはないかと見回すと、一軒先に赤色のTAKEDAという文字が目に入りました。近づくと、sushi・ramenと書かれているではありませんか。ここで食べるのも一興と考え、中へ入りました。乾いた喉を潤すため、水を頼み、醤油ラーメンを注文した。水は直ぐ運ばれてきたが、ラーメンは中々出てこなかった。カウンターの奥に店主らしい日本人と思われる人がいましたが、声をかけず、待っていました。かなり時間が経ってから運ばれてきました。先ず汁を吸って味見をしました。少し濃いなと思いましたが、まずくはありませんでした。麺は噛み応えもあり、結構いけるなと思いました(代金はラーメン15PLN、水6PLN、それぞれ消費税が8%と23%でした)。
ラーメン屋 TAKADA
食べ終わって、次に向かったのは、ワルシャワ・ゲットー蜂起に因む記念碑があるところです。地図を片手に方向を確かめながら歩き(恐らく1km以上と思う)、幸いにも目的地に着くことができましたが、途中で不思議な建物を見ました。ポーランド最高裁判所ビルで、クラシンスキフ庭園前の道路を跨いで建てられていました。通り抜けた右側に、クラシンスキフ宮殿があるそうです。
ポーランド最高裁の一部 通り抜けた右側がクラシエンスキフ広場
【余談】 ここまで来る途中に、バルバカンBarbakanと呼ばれる城壁の遺構(旧市街と新市街の境界になっているらしい)があり、通り過ぎたはずですが、残念なことに全く気づきませんでした。
また、ポーランド最高裁判所ビルの南側(野外)に、ワルシャワ蜂起記念碑Warsaw Monument to Insurgentsが設置されていたことも見逃していました。本当に残念です。そもそもワルシャワ蜂起とワルシャワ・ゲットー蜂起の違いに気づいていなかったため、それぞれの記念碑があることが分かりませんでした。前者は、ポーランド人による蜂起(1944.8.1-10.2)で、後者は、ワルシャワのゲットーに隔離されていたユダヤ人による蜂起(1942.4.19-5.16)ものでした。

辿り着いた着いたところは、前述のとおり、ワルシャワ・ゲットー蜂起記念碑(または英雄記念碑)です。碑の前にダビテの星(六芒星)をかたどった花輪3基が捧げられていました。
ワルシャワ・ゲットー蜂起記念碑
【余談】 記念碑に一礼してから、向いのポーランド・ユダヤ人歴史博物館(記念碑と一体の施設と思われました)で用を足したいと考え、入ろうとしましたが、入場料を買うのに手元のPLNでは足りませんでした。

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