2014年9月24日水曜日

2014アメリカ一人旅 【ワシントン第2日 3/6】 連邦議会議事堂

議会図書館を後に、階段を下り道を渡って議事堂へ進んだ。芝生広場に沿って歩いていくと、下院の前に至った。そこでベンチに腰を下し、靴と靴下を脱ぎ、壮大な議事堂の建物を眺めながら休息をとった。

 議事堂は、左右(南北)の上院と下院、中央のドーム形の建物から成り立っている。東正面のそれぞれの入り口までは何段もの階段がある。 

【余談) 階段の下が議員やそのスタッフ用の車寄せになっている。彼らが階段を上り下りするのはどういう時なのか、興味がそそられた。
 
 ここでは、警官の姿が僅かに見られたが、厳しく見張っているというような感じはしなかった。

下院の玄関 三角形の切り妻壁
各建物の三角形の切り妻壁に、それぞれ異なる人物像が配置されていた。その要点を案内板の記載を基に紹介したい。

〔1〕 まず、下院は、"The Apotheosis of Democracy"と名付けられた大理石の人物像で、3つのグループに分けられている。1913年に据え付けられたという。

 中央: ”Peace Protecting Genius"
 左側: ”The Power of Labor:Agriculture"
 右側: ”The Power of Labor:Industry"

2014年9月20日土曜日

2014アメリカ一人旅 【ワシントン第2日 2/6】 最高裁判所、議会図書館、そして、連邦議会議事堂 アメリカの基点を見る

国会議事堂を中心とした案内図
キャピトルヒルズと言われるように、一帯は小高い丘になっている。全米日系米国人記念碑から、最高裁判所を目指して歩き始めた。相変わらず車も人も少なく、強い日差しが照りつけるなかを進んで行くと、最初に、ラッセルという名前を冠したクラシックな上院事務所ビルに出合った。その前にあった案内板で周辺の建物の配置状況が良く分かった。

【余談】 通常、地図上の上方は北、右方は東、下方は南、左方は西を指しているが、この略図はそうではない。それぞれ正反対である。上が南、下が北、左が東、右が西である。

 連邦議会議事堂を中心に芝生広場、通路と道路が南北対照的に配置され、国会議事堂を取り囲むように、北東側に上院事務所ビル2棟、東側に最高裁判所と議会図書館3棟、南側に下院事務所ビル3棟が建てられている。

【余談】 興味深いのは、最高裁と上院が向かい合っていることだ。三権の独立性が徹底している言われるアメリカにおいて、憲法を擁護する司法と立憲主義を実践する議会(なかでも上院)が常に緊張関係にあることを示しているのであろうか。行政を担う大統領は、議事堂の西に広がるモールの中央部に近いワシントン記念塔の北側にある。

2014年9月14日日曜日

2014アメリカ一人旅 【ワシントン第2日 1/6】 官庁街から全米日系米国人記念碑へ

フォード劇場
【余談】 蝋人形の館の入り口ではマリリンモンロウの蝋人形が呼び込んでいた。フォード劇場は、改装前の1865年4月14日夜、.観劇中のリンカーン大統領が狙撃されたところである。大統領は同劇場の前のビルで亡くなったということである。以後100年間くらい閉じられていたが、改装され、劇場として児童・生徒に向けた演目などが上演されているようだ。地下が博物館になっていて、リンカーンの大統領就任から暗殺までの生活や執務、奴隷解放などの歴史をパネルや展示品を通して見られるそうだ(「地球の歩き方」による。暗殺犯のものも展示されているらしい。ぜひ見学したいと思っていたが、残念ながら果たせなかった。

2014年9月9日火曜日

2014アメリカ一人旅 【ワシントン第1日 3/3】 BSQの演奏を聞きながら

 ホテルに着くころには日は落ちて薄闇となった。
BSQの出演を告げるパンフ
入り口の両側にランタンが赤く灯っていたボーイが恭しく迎えてくれた。部屋に入り、改めて荷物を整理した。顔を洗い用を足してから、部屋を出て、一階のレストランThe Tavernに向かった。先客は3、4組であった。案内の男がテーブルに案内してくれた。壁際の二人が向かい合った座る席だった。
 僕は、食事を摂りながら、ジャズを聴くという経験にこれまで味わったことがない興趣を覚えた。
 部屋に戻って風呂に入り、シャワーを浴びてすっかり良い気分になった。ベッドに横になって振り返ると、今日一日は実に様々な経験をしたものだと思いながら眠りに就いた。

 今晩は何を食べようかとメニューを見て、まず、Budweiserを頼んでから、Grilled SalmonとTavern Saladを注文した。冷えたたビールは乾いた喉を潤し、沁みわたった。パンを少しずつちぎって食べ、そしてビールを口に含んだ。やがて、Salmonとサラダが運ばれてきた。サラダは、大きなボウルに野菜と果物が盛られていた。Salmonは大きな切り身がこんがりと焼かれていた。フォークとナイフで、Salmonの切り身を切り分け、口に運んだ。何度かそれを繰り返して平らげたが、サラダの野菜の量が多く、噛むことに少し疲れた。

2014年9月7日日曜日

2014アメリカ一人旅 【ワシントン第1日 2/3】 ホワイトハウスを巡る

 ユニオン駅から地下鉄Red Lineに乗り、2駅目ギャラリー・チャイナタウンでGreen Lineに乗り換え、次の駅チャイナタウンで降りた。地上に出ると、中華街のアーチがあり料理店が何軒か見られるなかをThe Henry Park Hotelを目指して歩いた。3時過ぎの日差しは強く汗ばんできたが、何とか踏ん張り、ホテルに辿り着いた。


 ホテルで荷ほどきをしてから一休みした。思いもよらないアクシデントに出くわし、緊張のため相当気疲れしていたようで、ぐっすり眠った。4時半を回るころに目覚めた。日暮れ前に見ておきたいと思い、ホワイトハウスを目指して、ホテルを出た。10th.St,を南に下り、New york Ave.を西南方向に歩き始めた。