フィルハーモニーに戻り、席に着いて開演を待ちました。開演時刻が近づくにつれ、次々と観客が入ってきました。先に席に着いていた人は、後から来た人が通れるよに立ち上がっていました。私も何度か立ち上がりました。
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開演前のステージ |
まもなく楽団員が入場し、音の調整が始まりました。コンサートマスターが立ち上がりリードしていました。全体が静まったところへ、指揮者Bernard Haitinkが入場してきました。客席に向かって一礼した後、シューベルト・交響曲第5番の演奏がはじまりました。
オーケストラ全体が一つの楽器になったように思える程、見事な合奏でした。
次の演奏まで30分間の休憩がありました。ロビーのドリンク売り場では、おおぜいの人が並んでいました。トイレで用を足してから、レストランへ行って見ましたが、そこも人でいっぱいです。コカ・コーラを買って、眠気を振らうため一気に飲み干しました。
ショップで記念品としてボールペンを買ったりしていると、再開のベルが鳴りましたので、席に戻りました。
2曲目は、ショスタコヴィッチ・交響曲第15番でした。
コンサートマスターに樫本大進という日本人がいると聞いていましたが、当日は、その人ではありませんでした。長身のとくに長い足を前に投げ出すようにしながら体全体で演奏している姿が印象的でした。
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終演後、観衆が去ったあとの入り口 |
【余談】 ベルリンフィルのチケットは、インターネットで購入しました。ホームページで、公演日の50日前、3月8日午前10時(日本時間午後4時)から発売されることがわかり、家族に協力してもらいました。4時から二人でアクセスしましたが、なかなか接続できませんでしたが、しばらくして、家族の方が先に接続でき、最終的にこちらの注文に対するメールが送られて来るまでに、50分近くの時間がかかりました。席は、B rechts, Row 6, Seat 16です。代金は、86€。
ポツダム広場駅から、地下鉄に乗り(進行方向を間違えたため、次の駅で折り返し)、フリードリッヒ通り駅で下車して、ホテルに戻りました。シャワーを浴びてから、今日の長い工程を振り返り、簡単な日記をつけて眠りにつきました。
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ポツダム広場駅 TとPが消えていました。 |
明日は、ベルリン近郊にあるポツダム会談が開かれたツェツィーリエンホーフ宮殿Schloss Cecilienhofを見学に行く予定でした。この旅の重要なポイントです。