2015年10月1日木曜日

ドイツ・ポーランド一人旅(17) 5月29日(金)夕刻、博物館島からポツダム広場へ(2)

 フンボルト大学ベルリンの門の中には入らず、先を急ぐことにしました。歩き疲れていたこともあり、タクシーに乗り込み、行く先をフィルハーモニーと告げました。通じたのでしょう、運転手は何も言わず、動き出しました。地図と通り過ぎていく風景を見ているうちに、その玄関に着きました。

 人の姿が見えません。開演時間が近いはずなのに、おかしいなと思いながら、空いている扉から中に入ると、二人連れの若い女性(韓国人かな)と日本人らしい青年がチケット売り場に並んでいるのが見えました。そこで、私も並び、持ってきたeチケットを示し、入場券と引き換えました。よく見ると、開演時間は20時となっているではありません。とんでもない間違いをしていたことに気づきました。
フィルハーモニーの玄関 人の姿が見えません!
さあ、これから2時間近くをどのように過ごすか、休めるところはないかと地図を見ると、ソニーセンターが近くにあることがわかりました。そこで、フィルハーモニーを後にして、幅広いベングリオンBen-Gurion通りを超えたところが、ソニーセンターでした。

 ソニースタイルストアを見てから、中央広場で開いていたレストランJostyのベンチに腰をおろし、ビールとトルコピザを注文しました。ビールは日本では飲んだことがない味でした。また、トルコピザは硬く、少しずつ時間をかけて何とか食べました。少し疲れが和らいだところで、フィルハーモニーへ戻りました。
ソニーセンター レストランJostyで飲んだビール
【余談】 同センターはご存知の方も多いと思いますが、2000年にポツダム広場の再開発の眼玉の一つとして、ソニーやダイムラーの出資によって完成しました。ソニースタイルストアを始め、オフィスビルやアパート、フィルムハウス、商業店舗、シネコンなどが入る複合施設です。尤も、ソニーは2008年3月に保有株式を売却したようで、栄枯盛衰ということでしょうか。

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