2015年10月6日火曜日

ドイツ・ポーランド一人旅(19) 5月30日(土) ポツダム会談の会場を訪ねる

 目覚めたのは9時40分、たっぷり休んだお蔭で、前日の疲れはどこかへ行ってしまったように思われました。急いで身支度をして、ホテルを出てフリードリッヒ通り駅に向かいました。予定では、8時過ぎにベルリン中央駅からポツダム駅行きの急行に乗るはずでしたが、2時間余り遅くなってしまいました。

 ホームでチケットを買って待っていると、ポツダム行きの電車S Bahnが入ってきました。時間はかかりそうでしたが、このまま乗っていくことにしました。途中、色々な人々が乗り降りしていました。ツォー駅では、黄色いTシャツを着た男女、子どもが大勢降りて行きました。空席が目立つ車内では、自転車を持ち込むひとが目につきました。

 電車は各駅に停まり、11時30分過ぎ、ポツダム駅Potsdam Hauptbahnhofに着きました。駅の南側にTram路面電車やバスの停留所があるとの表示がありましたので、そちらの方で出ました。92番の路面電車を探していると、まさに発車しようとしているではありませんか。進行方向を確かめないまま乗ってしまったため、目的のPlaz der Rinheit/West駅になかなか着きません。30分ほど走って乗客も少なくなったところで、運転士に地図を示して尋ねたところ、方向が逆だったことがわかりました。そこで、戻りの電車に乗り換えました。
92番の路面電車 ポツダム駅を経てPlaz der Rinheit/Westへ
 1時間余り遅れてようやくPlaz der Rinheit/West駅に着き、603番のHohenstr行きバスに乗り換えました。バスの運転席に取り付けられた行き先表示モニターがバス停と最終バス停を示していました。これを見たり、窓の外の街並みを眺めたりしていました。
603番バスの行く先表示モニター
  静かな住宅街を14,5分くらい走り続け、所々で乗客が降りていきました。ツェツィーリエンホーフ宮殿Schloss Cecilienhofに着きました(実際に下車したバス停は、入り口の2~300m(?)手前にありましたので、入り口まで歩きました)。
ツェツィリーエンホーフ宮殿入り口 左に案内版、右の門柱に消防者用通路の表示
 入り口に門柱はありましたが、門扉らしいものは見られませんでした。観光客もさほど多くは見られず、ちょっとばかり拍子抜けでした。

【余談】 右の門柱の上部に、太い赤色の線で長方形に囲われたなかに、Feuerwehrzufahrtと書かれていました。これを消防車用通路と訳しました。ベルリン・ポツダムの宮殿と庭園(世界遺産、1990年)を保護する対策の一端と見られましたが、警備体制はどうなっているのだろうかと無防備な体制に驚ろかせられました。

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