ブルックリン橋を渡り終わり、セントラルSt.を横切ったところがこんもりと木々が生い茂ったCity Hall公園で、そのなかにある市庁舎と呼ばれている建物を見学しようとした。ところが間違って教育関係の部署が使っている建物に入ったようだ。中には保育施設もあるようで、子どもの声が聞こえた。警備員が居て、観光は認められず内部に入れてくれなかった。あきらめて市庁舎公園を通りぬけ、中華街に向かって歩いているとフォーリースクエアに差し掛かった。それに面したNY City Supreme Courtの建物があった。入り口には警備員が数人配置されていた。Sightseeingというと入れてくれた。所持品の検査はしっかりやられた。丸いホールの上部が回廊になっていて、天井にはアメリカ建国史が描かれていた。ホールと回廊を一通り見ていたとき、法廷と思しき部屋の扉を押すと開いたので、中をのぞくことができた。事務官らしい女性がこちらを見たので、声もかけずに退散した。法廷をしっかり見てこなかったことは残念だった。
新婚さん |
Mott St. |
11時を過ぎ昼も近づいてきたので、少し早いけれども軽い食事をと考え、麺類を食べられそうなところがないかと探しながら歩いていると、喜萬亭(Grand Harmony Restaurant)という大きな看板が目についた。ここなら麺類があるかもしれないと思ったのは間違いだったようだ。入るとウエイトレスが空いた席に連れていき、濡れタオル、箸、小皿、レジ用紙を置いていく。料理は、女性がワゴン車に乗せて各テーブルに回ってきたときに注文すると、テーブルに置いていく。
僕は海老シュウマイと豚肉の蒸したもの(?)を指さしたところ、テーブルに置いてくれた。どうも麺類はないようだった。箸を使って食べ始めた。味はなかなかのもの、満足できた。もう一皿か二皿か注文したいと思ったが、何が出てくるのかわからないので我慢した。
食べ終わってから、リトルイタリーを通り過ぎ、ニューヨーク大学(NYU)とワシントンスクエアを目指した。地図で位置を確かめながら進んだ。工事中の道路や解体中の建物など市街地が再開発されているのが分かった。
NYUウエルカムセンターでマップをもらい(日本語版はなし)、キャンパスの配置を確かめると、校舎がワシントンスクエアを取り囲むように散在していることが分かった。関心があったLaw Schoolは、ヴァンダビルトホール(Vanderbilt Hall)の中にあり、校舎に入れなかったが、中庭のベンチでしばらく休息をとった。他のベンチでは、学生らしい女性が本を読んでいたり、また、タブレットで何かを検索している若者の姿も見られた。窓越しに見えた図書室と思われる部屋に人影がなかった。
ワシントンスクエアは公園になっていて、北側にArch(凱旋門)があり、中央部に池が配置されて噴水が吹き上がっていた。子どもを遊ばせるところも設けてあり、ベビーカーでやっていた母子が、子ども同士、母親同士が遊んでいた。若者のグループが、ジャズを演奏していた。通路に沢山のベンチがあったが、空いているところは見当たらなかった。南側の西よりで、数組の人たちがチェスをしていた(専用のテーブルが設置されていた)が、時計を置いてタイムを計り、賭けているようだった。
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