2016年2月2日火曜日

ドイツ・ポーランド一人旅(36) 6月2日(火)午後 クラクフ旧市街 聖マリア大聖堂を拝観 

聖マリア大聖堂に近づくと、大勢の人が上を見上げていました。二つの尖塔のうち、手前の塔を見上げていたのです。入り口は2か所、正面と南側にあり、観光客用は南側だそうで、近づくと入場料が要り、売り場は向いの教会にあるとの表示がありました。売り場で入場券とカメラの許可証を15PNLで購入しました。入って、右を向くと、内陣が奥までつづき、礼拝者用ベンチに観光客が腰掛け、祭壇に見入っていました。

【余談】 売り場でもらった日本語の説明文によると、聖マリア教会(マリアツキ教会)は13世紀の終わりから15世紀の初めにかけて建てられたゴジック式の建築という。正面を見ると、2つの塔で飾られ、塔の高さは北(左)側が81m、南(右)側が69mで、高い塔では、毎日1時間ごとにラッパの吹奏が行われるそうです(見上げていた人たちは、ラッパの音を聞いていたのかもしれません。ここに来たのは12時頃でした)。
聖マリア大聖堂の内陣
内陣の主祭壇に飾られているヴィット・ストウオシ祭壇は、高さ⒒m、横幅13mで、ヨーロッパで最も大きな名作、1477年から1489年の間にクラクフの小市民の基金で作られました。構造部はオーク材、彫像はしなの木で作られています。聖マリアを巡る様々な説話(あるいは、遭遇した場面)を表しているようです。
ヴィット・ストウオシ祭壇
見上げるとガラス窓には、ステンドグラスが嵌め込まれ、美しく輝いていました。また、天井はドーム型で、梁にはモザイクのような模様がコバルトブルー色の地に金色の星が鮮やかに描かれていました。
中央広場と織物会館(織物取引所)
小1時間ほど、ゆっくり拝観して、外へでると中央広場です。広場の真ん中に、14世紀に建てられた織物会館(織物取引所)と呼ばれる建物があり、観光客を待つ2頭立ての馬車も見られました。

地図をみて、トイレの記号を頼りに、Sienna通りを歩いていると、にわか雨が降ってきました。今回の旅で、初めての雨です。傘を広げて目的のトイレに着き、用を済ませてから、市街電車の往来をしばらく眺めていました。昼食を食べようとレストランを探しがてら、
中央郵便局前の交差点で
昼食を食べようとレストランを探しがてら、広場の方へ歩いていると、イタリアンレストランAperitifが見つかりました。入ると、先客があって、中央のテーブルで、10人ほどの家族が賑やかに話しながら、ワインを飲み、肉料理を食べていました。

私は、 コーラとスパゲッティを注文し、できあがるの待っていました。まず、冷えたコーラで喉を潤しました。ビールを飲みたいところでしたが、コーラにしました。さて、運ばれてきたスパゲッティはこれまで食べたことがないものでしたが、滑らかなクリームソースがからめてあって、しっかりした噛み応えもありました。ゆっくりかみしめながら食べ終わりました。残念なことに、スパゲッティ料理の名前があったかどうかメモすることを忘れていました。
スパゲッティ ぺペロンティーノ添え
雨上がりの濡れた道を中央広場の方へ戻り、広場からヴァヴェルWawel城に向かって、Grodzkaグロツカ通りを南へ進みました。ドミニカンスカ通りを横切る時、3輌連結の市街電車が近づいて来ました。古都の町に相応しい彩?の電車でした。
ピンク色が鮮やかなTram 後方にドミニカン修道院が見える

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